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都内のマンションの改装。かけられる予算が少額だったため、仕上げは躯体のままやコンクリート土間などを選択すること、わずかにできる操作で最大限の効果を引き出すことがテーマとなった。
そこで既存の床・壁・天井を解体してできた大きながらんどうの中心に水回りの詰まった箱を配置し、残ったスペースにカウンターキッチンを設けることのみとした。水回りの箱への扉や照明、クローゼット、カーテンなどは暮らしながら揃えていくこととなった。
ミニマムな予算によるミニマムな操作でつくられたこのひと続きの空間には、最上階の角部屋ということもあって明るい場所や奥の暗い場所など色んな場所が生じている。住み手はここで生活スタイルの変化や家族構成の変化、その時の気分に合わせてぐるぐると好きな場所をつくりながら暮らしている。
所在地:
東京都渋谷区
主要用途:
住宅
施工:
池宮建設
工事期間:
2011年4月〜2011年5月
主体構造:
RC6階建ての6階部分
延床面積:
53.94㎡
床:
コンクリート金コテ仕上げ
壁:
コンリート躯体のまま、パイン縁甲板、ビニールクロス
天井:
AEP、ビニールクロス
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